日本初のプロ野球独立リーグ、四国アイランドリーグ発足から１５年目、今季の愛媛マンダリンパイレーツの戦いぶり振り返るドキュメント番組。

元巨人のドラ１守護神、就任３年目の河原純一監督と、新コーチ２人の新体制で船出した愛媛ＭＰは、新加入１３人を含め、選手３１人で３年ぶりの年間総合優勝、８年ぶりのＮＰＢ入りを目標にシーズンに突入した。前期は投打の歯車がかみ合わず最下位に終わったが、後期は投手陣の巻き返し、息を吹き返し、打線も粘り強さを発揮。香川との熾烈な首位争いの末、見事２年連続の後期優勝を果たした。結局、年間総合優勝には届かなかったが、どん底から這い上がった選手たちの成長の軌跡をたどる。

一方で、リーグ発足時からの変わらぬ目標は「ＮＰＢ」からのドラフト指名。

そんな中、「キャッチャー」をあきらめ、今季から「ピッチャー」にチャレンジした１人の選手がいた。２４歳からの投手転向という無謀とも思える挑戦にはどんな思いがあったのか。そしてその結果はー。「夢を叶える場でもあり、夢をあきらめる場でもある」という独立リーグの存在意義を象徴するような挑戦の軌跡を追った。

また、河原監督による「モアベースボールプロジェクト」や少年野球教室など未来の愛媛を支える子供たちに夢を与える球団の地域貢献活動の様子。そして「地域と共に」野球を通じて県民に元気を届ける活動ぶりに賛同し、永きに渡り支援を続ける企業などの思いも合わせて紹介する。

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